JIDnews 277

JIDnews は、公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が発行する機関誌です。

建築・インテリアデザインシンポジウム開催ご報告

西日本エリア 金沢ちかこ

西日本エリアでは、10月13日(金)18:30~21:30 AIDEC大阪ショールームに於いて 上記のデザインシンポジュームを テーマ「これからの場のつくり方(グローバル編)」として2部構成で開催。37名の参加により、総合司会を井ノ阪総務委員長が勤めました。


●セッション1:「THONETの誕生、受け継がれる伝統と今」
・パネリスト:小宮容一 (芦屋大学名誉教授・JID監事・JID-AWARD選考委員)
      :阿保武司様(株式会社アイデック大阪ショールーム
・コーディネーター:酒井コウジ(JID西日本担当理事)
 トーネット家具の誕生からの歴史的な背景や生産方法など、また現在の工場生産に至る
 経緯など画像を見ながら大変興味深いお話を聞かせていただきました。


●セッション2:「グローバルに活躍するクリエーター(建築家)」
・パネリスト:光嶋裕介(建築家・光嶋裕介建築設計事務所代表・神戸大学客員准教授)
      :芦澤竜一(建築家・芦澤竜建築設計事務所代表・滋賀県立大学教授
・コーディネーター:来海泰存(JID西日本副エリア長)
光嶋氏からは「スケッチ(解釈)・雑多なものの同居した空間(実践)・ドローイング(思考)」をテーマに実際に物件を見せて頂きながらお話をいただきました。
芦澤氏からは①地球全体の、世界的な、全世界 ②全体的な、包括的な ③球状な、球形の・・・をテーマに、自由な発想のもとグローバルをテーマに各々の視点からお話し頂きました。



●気楽なポットラックパーティーには「KURASHI-ITEM-TEN」の出展者も参加して、和気あいあいなパーティで締めくくり、今回のシンポジュウムは成功いたしました。