海外建築インテリア&デザインセミナー開催ご報告
西日本エリア総務委員長 井ノ阪智恵
11月27日(月)18:30~22:00 大阪四ツ橋の㈱モーリショップ‘CUCINA OSAKA’にて、
Design Conference「海外建築インテリア&デザインセミナー」が開催されました。
今回のセミナーは3部構成で、ミラノサローネ(ユーロ クチーナ)、ロンドン、ポルトガルそしてオランダなどヨーロッパ各地のイベントや街の情景などをそれぞれの視点で、レクチャーをして頂きました。
海外情報に関心を持たれておられる方々が多く、60名を越える参加者で盛況でした。
[セミナー・プログラム]
セッション1:井ノ阪智恵、藤田英郎(クチーナ)、藤井岳史(クチーナ)、With酒井コウジ
・テーマ:「サローネから学ぶ、キッチンスタイルとクチーナのキッチンスタイル」
クチーナの藤田氏からは、クチーナの長年に亘るキッチンへの取り組みと魅力について、井ノ阪は、ユーロ・クチーナ2016のレポートとして、薄いセラミック天板、特化した収納、コンパクトキッチンのデザイン、LED照明を使った自家製野菜栽培や自家製熟成肉を可能にする機器の提案やAIと未来の生活を予感させる展示状況を紹介。
藤井氏からは、ユーロ・クチーナ2017の全体の印象と傾向について、メーカーの立場から
解説をしていただきました。
キッチンを生活の中心に置くことで、豊かな暮らしが出来るのでは・・・と云うヒント満載
のリレートークでした。
セッション2:安藤眞代
・テーマ:「ポルトガルのモダニズム建築&ロンドンデザインフェスティバル2017」
ポルトガルの建築家アルヴァロ・シザのモダニズム建築を中心に、動物の骨格を思わせるオリエント駅、巨大な多面体の「カサ・ダ・ムジカ」などを紹介。
(詳しくはメンバーズSALONの「ポルトガルのモダン建築を訪ねて」をご覧下さい)
今年9月にイギリスで開催された、ロンドンデザインフェスティバルの展示会「デコレックス」「フォーカス」と云うデコラティブな展示会を中心に紹介致しました。
また、ホテルオークラのデザインに携わった、英国インテリアデザイナー協会(BIID)のトップデザイナーの自宅訪問の写真を紹介。
セッション3:安多茂一
・テーマ:「2019♯Organic 新しいデザインのかたち
激動する社会の変化に対応し「デザイン」の在り方をいかに考えるか?
またデザイナーとして、どの様に今後の「社会」と関わり、また如何にリードしていくべきか?海外の事例を紹介しながら皆さんに「問いかけ」を行いました。
□ポットラックパーティ セミナー終了後は会場を2階に移し、企業様ご提供のワイン、ローストポーク、ピザや参加者持ち寄りの料理を頂きながら、賑やかに懇談の時間を過ごしました。