「木材を使った家具のデザインコンペ2017」ご報告
西日本エリア 理事 牧尾晴喜
受賞者と喜多審査員長
日本のインテリアデザインのさらなる普及向上と業界活性化、また若手デザイナーの育成とデザイン発信のため、「木材を使った家具」をテーマにしたコンペを開催。針葉樹や広葉樹など各素材の特性を活かした作品を公募しました。審査員は、内藤 廣(建築家・東京大学名誉教授)、ブレント・コマー(デザイナー)、小泉 誠(家具デザイナー)、永山祐子(建築家)、喜多俊之・前JID理事長の5名。
国際見本市『LIVING&DESIGN』の特別協力により、第3回の開催となりました。
今回のエントリーは142件で、入賞・入選作品11点および昨年・一昨年の入賞作品の一部(3点)は、大阪・南港で開催されたLIVING&DESIGNで2017年10月11~13日、展示されました。
多数の来場者が足をとめ、作品パネルおよび過去入賞作品の試作品に熱心に見入っていました。
また、LIVING&DESIGN会場に於いて授賞式を開催し、入賞者から提出作品やデザイン業界への想いなどが語られ、インテリアデザインに関連するさまざまなヒント満載の楽しく刺激的な場となりました。
また、コンペ開催から結果発表やイベント報告にいたるまでが、ジャパンデザインネット(JDN)、アーキテクチャーフォト、公募ガイドなど多数のメディアに掲載され、大きな反響がありました。
今は海外メディアでの掲載やメーカーとのタイアップによる商品化の検討などの準備を進めているところです。
主催:公益社団法人日本インテリアデザイナー協会(西日本エリア特別事業)
共催:大阪府地域産材活用フォーラム
協力:BCウッド日本事務所、LIVING&DESIGN実行委員会
グランプリ作品:ノマディックサークル
展示風景