お知らせ

【情報共有】学習指導要領改訂の検討について

会員の皆様へ

「経済産業省よりのお知らせ」 　　　　　　　　　　　　

現在、文部科学省の中央教育審議会において学習指導要領改訂に向けて外国語活動の 授業を増やす検討を行っており（※）、それに伴い図画工作の授業時間が削減される 可能性が懸念されています。
上記検討は201５年末～201６7年初頭を目処に結論を得るとされており、まさに今、 素案の検討が進められている状況です。
「図画工作」は、子どもが自ら課題を発見し、創造的に解決するという体験を通して 主体的に生きていく力を育む重要な科目で、子どものクリエイティビティに大きな影 響をもたらすと考えられます。
学習指導要領改訂の検討の帰結によっては、今後の日本のクリエイティブ人材を育む ための基盤が揺らぐ可能性もあり、デザイナーの皆様にもこの現状を認識して頂きた いという趣旨で、お知らせをする次第です。

なお、私より連絡している経緯ですが、全国の図画工作教育にまつわる諸課題をとり まとめる造形教育研究団体である東京都図画工作研究会より、現役のデザイナー・ク リエイターにも本件に係る現状を認識して頂きたい、との申し出を受けて協力をして いる次第です。
後日、郵送にて東京都図画工作研究会より参考資料を郵送させて頂きますので、受領 のうえ、適宜団体内での共有をして頂けると幸いです。

ご関心を持って頂き、更なる情報が必要となった場合は、
東京都図画工作研究会教育課程委員長（新宿区立花園小学校　副校長）　本間　基史
ＴＥＬ　０３－３３５３－８２７６
メール　motofumi.honma@city.shinjuku.lg.jp
東京都図画工作研究会ホームページ　http://tozuken.com/
までお問い合わせをお願い致します。

（※） 文部科学省教育課程企画特別部会　論点整理資料　ＵＲＬ
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/ 2015/09/24/1361110_1.pdf p.28,p.29参照