JIDnews 270

JIDnews は、公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が発行する機関誌です。

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喜多理事長の作品展がイタリアの教会で行われました。

北・東日本エリア 秋山修治

会場風景(クリックで拡大)


個展ポスター(クリックで拡大)


個展会場となったサン・ドメニコ教会(ALBA)


個展会場風景


賑わう会場風景 1


賑わう会場風景 2


イタリアの新聞記事(クリックで拡大)


ベルトーネデザインのCEO
アルド・チンゴラーニ氏(写真中央)


料理家グァルティエーロ・マルケージ氏(写真中央)

喜多俊之展が "IL LUSSO DELLA NATURA"「豊かな自然」と題して 9月26日(土)〜11月8日(日)まで北イタリア、トリノ近郊のアルバ市の中心地にある、サン・ドメニコ教会で開催されました、入場料は無料です。
作品展に当たっては、ミラノのベルトーネデザインのキュレーションにより行われました。
作品とベルトーネデザインの相乗効果のおかげで素晴らしいものになっています。と地元紙は伝えています。

地元紙掲載記事から、概要を記します。

喜多俊之の作品展は、人間と自然を探求し、自然の豊かさが表現されています。
喜多俊之は日本のデザイナーとして、日本・イタリア、二つの文化間の融合をはかり、時代を超え産業と環境デザインを確立してきました。その仕事内容は10のプログラムの中に現わされています。
それは自然に気配りしたもので、オペラに喩えるなら人間と自然を探求する親密な豊かさとの関係とも言えるでしょう。

中でも自然が豊富での彼の国の伝統的な職人とのコラボレーションに基づいた喜多俊之はライジングサン(日本)での仕事を紹介しています。とりわけ、初期の作品の一部と一緒に紹介されている、毎日使用するための新しい食器。カトラリー、ランプ、陶器や食器コレクション、花と題された有田焼などは自然との親密に関係した気配りの有るものです。
また、喜多俊之は目的を達成するには「五感と活力のバランス」が大切と、述べています。そして、彼の作品はモダンデザインのスピリッツ、とりわけ家具などはニューヨーク、モダンアートミュージアムやパリ、ポンピドーセンターなどの美術館に収蔵されています。
プロジェクトのキュレーターは、アルド・チンゴラーニ。ベルトーネデザインのマネージングディレクターが担当しました。
(文責 秋山)

なお、この情報については
喜多俊之オフィシャル・ホームページ
http://toshiyukikita.com/
event/1501.html
 
からもご覧になれます。