APSDA OSAKA関連イベント開催ご報告
― Asia-Pacific Space Designers Association ―
西日本エリア 広報委員長 金沢ちかこ
APSDA理事会が2020年2月22日に大阪での開催が決まり、西日本エリアでは関連イベントの準備を行ってきましたが、この度の新型コロナウィルス感染拡大防止のため、理事会以外のイベントは規模を縮小して行われました。
この状況の中でアジア各国(インドネシア、シンガポール、フィリピン,マレーシア)からボード メンバー8名の方々が来日頂いたことは嬉しいことでした。
日本からは、ボード メンバーのJCD窪田茂理事長、JID丹羽浩之理事長が理事会に参加されました。
22日の理事会に参加されるボード メンバーは21日に来日されており関係者とメンバーのみでウェルカムパーティが行われました。
22日は、10時より本来リレーデザイントークイベントを予定していた柏木工大阪ショール―ムでメンバー及び関係者のみでの見学を行いました。
柏木工では日本産に特化した「もの」づくりについてお話をいただきました。
メンバーの皆さんもクォリティーの高い椅子に感動をいただいた様子です。特に竹を使っている椅子については興味を持たれていました。アジアの共通素材でもあることからその作り方などデザインは国により違っているのも興味を持たれていたと思います。国は違っていてもインテリアデザインに関わっている方の視点は万国共通だと感じました。
柏木工に続いて一行は、喜多俊之デザイン研究所( 北浜サロン)に行きました。
喜多先生の日本の伝統工芸品のプロダクトについて映像を拝見しながらお話を頂き最後にデザインは使えることが大事!暮らしのためのデザインをすること!とのお話に皆さんも共感、デザイナーが集まると思うところは同じで話が尽きませんでした。
その後は、大阪南港ATC輸入住宅促進センター(IHPC)に於いてボード メンバーでの理事会を行いました。今回事情により来日が出来なかったメンバー3名とはZOOMでの参加をされていました。とても白熱した会議だったと伺いました。
国境なく社会、文化、環境を考慮して役割を果たしているデザイナー達は素晴らしいと思いました。会議のあとは協力企業様によるプレゼンテーションが行われ、リンテックサインシステム様、平田タイル様、日東製陶所様が参加、同席でない企業様は酒井理事が代わってご紹介いたしました。
長い1日の終わりにはたこ焼きをセルフで焼くお店でお疲れ様会を行いました。
さすがにここは大阪っ子の我々がお手本をと思い、張り切りましたが皆さんも上手に焼くことが出来楽しい時間を過ごすことができました。
1日ご一緒させて頂き感じた事は自国では素晴らしい活躍をされているメンバーの方々に逆におもてなしを頂いた感じがしました。本当にAPSDAのメンバー最高!ありがとうございました!