デザインセミナー&NEW YEAR PARTY
100名のアーティストが描くYOLO HOTEL MUSEUMの魅力
西日本エリア 魚田 純
1月15日(水)18:15~20:30 主催:JID/後援:USD-O(大阪デザイン団体連合)で、北浜デザインサロン(喜多俊之デザイン研究所)に於いてNEW YEAR PARTYを28名が参加して行いました。
トークは、“100名のアーティストが描くYOLO HOTEL MUSEUMの魅力”
時代の変化に敏感なホテル業界のニュースタイルとして、YOLO(You Only Live Once)~人生は一度きり~外国人就労施設とアートを融合したYOLO HOTEL MUSEUMが新今宮にオープン、各企業やメディアから注目されています。
年の始めに喜多先生からは、日本も‘住’の時代に入り、若い世代が人を家に招くなど、生活を楽しむ時代になります。私たちデザイナーとして期待に応えて社会に役立ちたいと挨拶をされました。
トークの始めに、加地太祐氏(㈱YOLO JAPAN代表取締役)からこのホテルのある新今宮は、高度経済成長の時代は日雇労働者の町としてアンダーなところで人はあまり寄り付かなかったが、近年は関空や都心の難波にも近く見直され始めた、この地にアートとクリエイティブの融合したYOLO HOTELを建てました。
このホテルの1階フロアーには、フロント、イベントやセミナースペース、レストランを集約して、空間には壁画を彩り、また客室76室の各室には、アーティストが壁に思いおもいの絵を描き、アートを通じて新たな発見と出会いを提供する新しいホテルスタイルです。
コバヤシ タカシ氏(CREA/Me 代表)は、大阪を拠点とし、フリーランスのクリエーターを支援する団体CREA/Meを設立。
YOLO HOTEL MUSEUMでは、100名のアーティストによりホテルのイベント・セミナールームやコワーキングスペース、客室76部屋にYOLOをテーマにアートを通じて新たな発見と出会いの提供を行いました。
桑山真弓氏(現代アート作家、空間デザイナー 感響創造クーハウス代表)から
は、空間を強く意識し、様々な繊維や植物を使ったインスタレーションアート、人と自然が一体化する様な感覚を感じる作品の数々を映像で紹介。
自身もホテルの一室にアート作品を展開し、空気感や空間を大切にしている桑山氏は、目に見えないものだからこそ大切にし、そこに居る人から出ている空気感と共鳴し、その人の世界観が広がる事を表現していきたい、と言う。
自らOrganic Atmosphere Artistとして活動されている話も聞かせて頂きました。
トークセッションでは、モデレーターの八十常充氏により、ホテル各所のアート作品の映像を写し、アーティストの思いや苦労話など、質問を交えて話し合われました。
トーク終了後は、NEW YEAR PARTY お決まりのポットラック(一品持寄り)で参加者との交流を深めました。