JIDnews 274

JIDnews は、公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が発行する機関誌です。

デザインカンファレンス
「海外建築・インテリア&デザインセミナー」報告

西日本エリア 理事 酒井 コウジ












今年最後のデザインカンファレンス「海外建築・インテリア&デザインセミナー」お馴染みのパネリストの3人が、注目している「これからのデザイン&コト」に焦点をおき、未来が開けるヒントを探ってみるという内容で開催しました。

■パネリスト
酒井コウジ(浩司)JID理事
TuTuMu Exhibitionから見えてくるミラノサローネと海外事情

安藤眞代 JID西日本エリア長
ロンドンデザインとホテル事情

安多茂一 JID会員
TRANS!新しいモダニズムを探して/建築とインテリア

■日時:12月5日(月)
■会場:シー・フォレストショールーム
■特別協賛:シー・フォレスト株式会社

■セミナー報告
酒井浩司:JID西日本エリアの活動報告、サローネのトピックス(日本人の活躍、気になるカラー(イエロー、ピンク、グレー)、バスルーム)の紹介とTuTuMu Exhibitionをミラノで開催していると他の国のデザイン事情が、よく分かるという内容。パソコンのトラブルもありましたが、あっという間に終了。

安藤眞代:「ロンドンデザインとホテル事情」と題して、ロンドンのデザイナーが、建築家とWin-Winの関係で素晴らしいインテリアを作り上げている事や今旬のエクレクティクなインテリアやリノベーション事例など、エキサイティングなロンドンを身近に感じとれる内容で、ペンを取られる人が、沢山いらっしゃいました。

安多茂一:「TRANS!新しいモダニズムを探して/建築とインテリア」と題し、アパレル等多方面のトレンドを分析し、また、現地に赴き肌で感じたこと、旅して見つけた建築などをおりまぜながら、新しいデザインのながれ「Transition」変換の時が来ているという内容と解説をしていただきました。可視化、言語化できる思考的なデザインではなく、抽象化によって人間の身体感覚や五感にダイレクトに訴える感情のデザイン。そんな建築やインテリアの時代が来たら思い出してくださいとメッセージとともに、これからのデザインがますます楽しみであることが予感できたカンファレンスでした。

沢山の皆様にお越しいただきありがとうございました。
来年も継続的に開催を予定してます。
是非、ご参加をお待ちしております。