JIDnews 268

JIDnews は、公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が発行する機関誌です。


第3回西日本エリア年次会議及び
デザイントーク/パーティを開催

西日本エリア長 酒井コウジ

西日本エリアでは6月13日(土)13:00から、グランフロント大阪北館5Fのサンワカンパニーに於いて、エリア年次会議及びデザインリレートークに引き続き懇親会(ポットラック パーティ)を行いました。第3回エリア年次会議は、第1号議案平成26年度事業及び収支決算の報告に続き、第2号議案平成27年度事業計画(案)及び収支予算(案)の報告の後 平成27年度大阪デザイン団体連合役員の承認で閉会いたしました。





年次会議に引き続き、一般の参加者約40名が加わり、恒例の基調講演+デザインリレートークを行いました。
基調講演は喜多俊之理事長により「アジアのデザインとインテリア」と題してミラノのデザイン事情やアジア諸国(中国、タイなど)の生活シーンが、素敵な暮らしへと大きく変わり始めている様子を紹介されました。

リレートーク1は、アーキテクトタイタンの中川晴夫氏のサテリテ出展の感想と出展者の傾向と分析について語られました。
2番手の安藤眞代氏(JID)は、アムステルダムの素敵な街並みや住宅のデザイン、特に窓のあつかいの面白さ・・・を。ミラノサローネに出展「TuTuMu Exhibition」の現地レポート。
3番手の安多茂一氏(JID)は、デザインカンファでもお馴染みの独自分析による最新トレンドとして、シンメトリー、エモーショナル、アースカラーなどの情報を語られました。
リレートーク2は、動画で見るミラノサローネでお馴染みの能口仁宏氏による20分間特別編集の映像で、現地の盛り上がっている様子と新作、そして手厳しく、面白いご意見を交えてのお話でした。

2番手玉井恵里子氏(JID)からは、デザイナーではなくプロデューサーとしての視点で見たサローネをファッション、ライフスタイルとどう絡めて行くかなどの話しに参加者もペンを執ることもしばしば見受けられる、内容の濃いリレートークでした。
*ミラノサローネは、世界中から約30万人が訪れる国際家具見本市で、会場以外でも街中で様々なイベントが行われる世界最大のデザインイベントです。
リレートークは第2弾開催のリクエストも多く今秋開催を検討中。

今回のトークだけでは語りつくせない内容がまだまだある魅力のあるイベント。
ヒントとアイデア盛りだくさんのリレートークは大盛況のうちに終了しました。
*デザインカンファ:デザイントレンドストーリーと題した西日本エリアの若手有志にて 開催しているトークショウです。