JIDnews 290

JIDnews は、公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が発行する機関誌です。




Kids Design Work Shop を行ないました

 

副エリア長 金沢ちかこ

 3月27日(土)14時より、大阪市立住まいの情報センターとJID西日本エリアとのタイアップ事業としてコロナ禍の中でのリモートによるKids Design Work Shopを行いました。
テーマを「春休みにつくろう!“簡単にできるスマホを使ったわたしのあかり”」として募集し、参加者はZOOM入室22名と画面をオープンしていない方が数人でした。

 講師はJID会員3名が担当、1グループ5~7人で3グループに分けて子供たちと一緒につくりました。
先ず作り方のビデオを映しながら説明し、その後グループ毎に分かれて作品つくりを行いました。
 スタートから45分間の制作時間でしたが、ひとり一人に声を掛けて臨場感を味わってもらいながら進められたと思います。作品は自分の好きな絵を描いてもらいました。

 パソコンを通じて見ていると子供たちの表情が良くわかり、子供たちに合わせたアドバイスは対面の時よりもやり易く良かったと思いました。
男の子はダイナミックに紙一面に絵を描き、女の子は動物を描く子が多く個性がとても出ていました。
 完成時には周囲の明かりを消し、各自のあかりを点灯すると照明として出来上がり、作品も想像していた以上の出来栄えに驚きの声があがりました。

 例年は対面でのワークショップが主で子ども達と一緒につくる事が前提のイベントだったのでリモートではどのように伝わるかを心配しましたが、始まるとみんながとても楽しんでいるのがとても伝わってきました。
 今回はZOOMを使ったリモートでしたが子供達はとても慣れていて時代の違いを感じました。
これからもこの様な形式でのワークショップは増える事と思います。
今回の経験から今後のイベントの姿が見えた様に思いました。

〇アンケートの結果
[参加の理由]
・楽しそうなイベントと思って参加した
・春休みに人混みを避けて出来るから
・ZOOMのイベントに興味があった
・工作が好き
・オンラインでのチャレンジは始めてなので、良い経験になるかな・・・

[参加の感想]
・描いた絵があかりになった時!
・簡単に出来た・・・
・ZOOMでも子供と先生、他の参加者とのコミュニケーションが出来た
・他の人のイラストも見る事が出来て良かった


グループ① 絵をおわりみんなで共有
女の子の作品は動物が多く、男の子は自分が自然の中にいている絵を描いています。

グループ② 絵をおわりみんなで共有 グループ③ 絵をおわりみんなで共有

グループ① 完成作品① みんなで記念撮影