2017第12回学生インテリアデザインコンテスト

南日本エリア　荒川政勝

　今回で12回目を数える「学生インテリアデザインコンテスト」が2月3日（金）～9日（木）の7日間、九州産業大学2号館1階円形ホールで開催されました。
南日本エリアの新春恒例行事となりつつあるこの催しはインテリアを学ぶ学生の発表の場として注目されています。今年も九州の大学や専門学校で学ぶ学生の作品22点と、JID AWARD 2016 受賞作品のパネルが展示され、会場はフレッシュなエネルギー溢れる空間となりました。

2月4日（土）には、JID 会員と賛助会員に依る審査が行われ、学生たちは自分の作品の前に立ち、少し緊張した面持ちで作品のコンセプトやアイデアをプレゼンし、そのプレゼン技術も審査対象となりました。審査員の質問や、改良の指摘を真剣に聞き取り、お誉めの言葉には、顔をほころばせていました。
今回の審査でも、優劣を着ける事に苦労しましたが、最優秀賞1点・優秀賞２点・特別賞（企業賞）2点・奨励賞３点が決定いたしました。
その後15時30分より8号館2階に移り、JID AWARD 2016 大賞受賞記念講演会が行われました。
講師に平瀬有人・祐子両氏をお迎えし、受賞作品の「菊千代酒造　酒蔵改修ギャラリー」や他の作品についても解説を頂き、学生と共に興味深く拝聴いたしました。

夕方17時30分からは、1階クラブハウスに会場を移し、審査発表と表彰式が始まりました。
各賞の受賞者が発表され、江島エリア長が受賞者一人ひとりに賞状を手渡しました。
その後は、平瀬氏にも加わって頂き、会員と学生の交流会へと流れていきました。
今年のデザインコンテストも、学生達には有意義なイベントになった事と思います。