第13回学生インテリアデザインコンテスト2018

Japan Interior Designers' Association - projects

新しい会場、千早駅前の並木スクエア「ひまわりひろば」で、「第13回学生インテリアデザインコンテスト」を、 1月26日(金)~31日(水)の6日間、開催致しました。 学生インテリアデザインコンテスト作品展示と、パネルによるJID AWARD 2017受賞作品展示を行いました。

インテリアデザイナーを志す学生のインテリア・家具全般(椅子、テーブル、収納家具、照明、家具小物など)を募集し、九州の大学や専門学校より23作品の応募があり、27日(土)ID会員、賛助会員による審査が行われました。
審査委員全員を前にして、順番に学生一人一人が、熱心にプレゼンテーションを行いました。
作者の話を聞き、審査員は、見た目や楽しさに加え 実際に座って、審査を行いました。
審査の結果、最優秀賞(1点)優秀賞(2点)奨励賞(3点)特別賞(2点)企業賞(1点)が決まりました。

その後、JID理事長・有限会社 アルグレイン代表である池田和修氏のWIW(ワールド・ンテリア・ウィーク)・インテリアデザイン仕事の特別講演会と前理事長である喜多俊之氏のMOVIE「魂を込めたものづくり」を上映。その後のディスカッションも大いに盛りあがりました。 また講演会後には表彰式が行われ、江島太士南日本エリア長から、入賞者の発表と一人一人に賞状を手渡されました。その後、池田和修審査委員長の審査講評も行われ、学生達にとって有意義な時間となりました。

また、次の日28日(日)には、大川の広松木工株式会社の主催、JIDの協力のKid Design Work Shop(親子で造ろうデザインワークショップ)が開催されました。 こどもいすをつくろう!は15組限定、申し込みが多く、キャンセルまちの状態という人気でした。木粘土で遊ぼうはそれぞれ、4組ずつ、親子43名の参加でした。

今回、デザインコンテストの会場が、東区役所管轄の「なみきスクエア」という公的な場所でしたので、子供と親のワークショップと、市民アンケートの試みを、初めて行いました。
一つは学生たちの作品に実際に使用する市民の意見や感想がきけたことで、これからの作品造りに参考にしてもらえるのではというおもいです。もう一つは展示方法や講演会・ワークショップへのご意見をお聞きすることで、次回のコンテストをより良いものにするためです。
 市民の参加は、合計で354名、内71名のアンケート提出がありました。気に入った3作品を選んでもらい。その中から特に気に入った作品について、ご意見や感想をお願いしました。
アンケートに答えてくれた、作品の番号と作品名から、多い順になみきスクエア市民賞として、第1位・第2位・第3位を選ばせていただきました。

主催したなみきスクエア未来ネットワーク、(公社)日本インテリアデザイナー協会南日本エリアからご協力をいただいた市民の皆様へお礼を申しあげます。

2024.11.16

SNS SHARE