2015年 サービス付高齢者住宅/ワークショップ

Japan Interior Designers' Association - projects

2015年 サービス付高齢者住宅/ワークショップ 

特別事業連動/サービス付高齢者住宅ワークショップ・デザイン提案プロジェクト
 このワークショップは特別事業連動として、リクシル・シニアライフカンパニーさんからサービス付高齢者住宅「サ高住」のデザイン提案依頼を受け、ワークショップ形式のデザイン提案プロジェクトとして行われたものです。

 参加されたメンバーはJID会員8名、賛助会員1名と文化学院の学生の方1名の合計10名、集まった皆さんは仕事として直接関わる機会が無い方も、近年の老人福祉について施設・運営等に対し高い関心をお持ちになった方々が集まり、また皆の舵取りとしてファシリテーターを清水忠男さんにお願いしワークショップが始まりました。

 ワークショップは6/2のサ高住の概要説明からスタートし、各々に下調べ等をして頂き、6/23から7/21までの期間、毎週火曜日に集まって合計6回の短いながら集中的な作業となりました。
 計6回のワークショップでは、決められた時間のなかでサ高住について思いついたワードを書き出しそれらをまとめ整理、さらにまとめたものに基づきインテリア等のイメージまで膨らませて行きました。

 ワークショップのまとめとして、入居される方々が我が家を感じながら自立した生活を送れる為にもインテリアの重要性を再認識し高齢者に適した色彩計画等について慎重に進めること、また地域とのつながりを大切にし健康でアクティブに過ごせるスペースとイベントの提供が望まれることを確認致しました。

 後日「サ高住」デザイン提案を上記の事柄を軸にしてシニアライフカンパニーさんにプレゼンを行い、ワークショップとして一段落をむかえました。
今後はこの提案をベースに内容をどう具現化するか、JIDとしてどう関わっていくかを調整中です。

最後に、参加された方達からは楽しく有意義だったとの声も頂き、これを機会にと皆さんにはケアプロジェクトメンバーとなって頂きました。

<ワークショップ参加メンバー>(敬称略)
JID会員/石川 はるな・尾崎 めぐみ・小林 秀徳・柴本 智子・玉井 恵里子・鳥井 貴正・原山 英弥・堀 容子
賛助会員/永田 秀治
学生(文化学院)/鄧 歓
ファシリテーター/清水忠男

ワークショップ風景
提案書抜粋 01
提案書抜粋 02
提案書抜粋 03
提案書抜粋 04

2015.11.28

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