TOPIC
渡辺篤司氏・喜多俊之氏
「住まいは人生の舞台」トークショー
広報委員長 櫻井良樹
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2015年9/19(土)15:00~16:00 新宿パークタワー 1F アトリウムにて、
今年放送26周年を迎えた人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』の名レポーターとして、数多くの住宅を訪問しデザインやライフスタイルに関心の深い渡辺篤史氏と、日本にとどまらず国際的に制作活動を拡げ数々の椅子をデザインしてきたプロダクトデザイナーの喜多俊之氏(JID理事長)のトークショーが開催されました。
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喜多氏と渡辺氏はウィンクチェアを通して古くら懇意にされており、今回お二人の出演となりました。
戦後日本の住環境は敗戦から立ち上がったドイツ・イタリアと比べ遅れを感じる。住環境やインテリア産業発展を間近に体験し日本も同じような発展を期待していたが、風土や慣習の違いにより住環境の豊かさはまだ低いのが現状です。
しかしこれからの日本も住環境特に諸外国と比較し狭さを拭いきれない環境が変わってくるそんな予感があり、これからインテリアが重要な産業になってくると喜多氏からトークショーの前にお話がありました。
トークショーでは、お二人の出会いのきっかけとなったウィンクチェアの話から始まり、喜多氏からデザイン裏話や、実際に使われている渡辺氏のくつろぐ時に使用している状況など、イスに造詣の深いお二人ならではの話が昔の思い出と共に語られた。
とくに今でも生産されているハンス・J・ウェグナーのYチェアはお二人とも好きなイスの様で、座り心地の良さに加えアームの形状が年齢を重ねていくとつたい歩きをするには良く自宅の寝室で使用していると渡辺氏からの話を受け、Yチェアのデザインの原点は中国の椅子に影響・触発されたであろうということや、デザインの重要性を高めることで素敵な暮らしを実現する環境づくりとなることなどが語られ、トークショーに参加された方も楽しい時間を共有されました。