日本の和紙を広く世界に発信しようと、西日本エリアの会員 酒井コウジ、安藤眞代、村上信、吉原哲也が実行委員の中心となり２０１３ミラノサローネの開催に合わせて「TuTuMu Exhibition」展を行いました。
Made in JAPANのヴィンテージ和紙を使い、心遣いやおもてなしとして身近な日本の「包む」という素晴らしい文化をテーマとして、和紙の新しい可能性を引き出す２０人のクリエーターの作品展示を、ゴシック建築で有名なドーモ横のガッレリア内の創業１５０年以上の老舗アート書籍店を会場に行い、多くの人に興味深く見ていただきました。
アート書店の前は終日沢山の人通りがありその立地を活かして、通りに面しているショーウインドウや行き通う人達に日本の展示会だとわかるように「紋」をあしらった屏風やカウンターを設置したり、日によってはそこで即興で絵を描いたりのパフォーマンスを催し大変好評でした。
天井の高い店内は本がぎっしり何段にもなっており、そこに四角い和紙のパネルを吊り下げて作品を展示、本とのめりはりをつけたことでバランスの良い展示が出来ました。
現地のメディア何社かに紹介された事もあり、本を買う一般のお客様や、展示を見に来られた方々など終日人が絶えることがなく、出展者が着物でお迎えしたレセプションパーティには、店内に入れないほどの大勢の人に来て頂き大盛況でした。
今回の和紙で包む「TuTuMu」ミラノ第１回目の展示会はとても反響あり、皆様から嬉しい評価をいただいた事で、次回の第２回展はさらにグレードアップした新しい提案を皆で出来るよう考えています。本当に、今からとても楽しみになって来ました。
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