新春の恒例行事となりました「学生インテリアデザインコンテスト」も第11回を数え、 2月11日(火)~17日(水)の7日間、九州産業大学2号館の1階円形ホールで学生インテリアデザインコンテスト作品展と、パネルによるJID AWARD 2015受賞作品展示会を開催致しました。
今回もインテリアデザイナーを志す学生への教育の一環として家具全般(椅子、テーブル、収納家具、照明、家具小物など)を募集し、九州の大学や専門学校より21作品の応募があり、13日(土)JID会員、賛助会員による依る審査が行われました。
学生一人一人が作品に対する背景や、コンセプト、制作に至る創意工夫などをパネルや身ぶり手ぶりで熱心にプレゼンし、見た目や楽しさに加え、実際に座ってみた感覚なども各審査員は真剣に審査していました。
第一次審査と第二次審査で喧々諤々の審査結果が出て、最優秀賞(1点)・優秀賞(2点)・奨励賞(3点)・特別賞(3点)が決まりました。
その後、会場を移し株式会社エーディコア・ディバイズ(AD CORE DEVISE INC.)代表取締役専務でデザイナーの瀬戸 昇氏(JID理事)の『最新アメリカ西海岸インテリアレポート』の特別講演会があり、家具のパンフレットを作る為にアメリカ西海岸にある高級住宅を貸し切り、家具を日本から送りレイアウトして写真に収めカタログにして販売する話や、家具をデザインするだけでは無く、売る為の戦略など、学生達にとっては現実を知る刺激的な講演会になりました。
また講演会後には表彰式が行われ、緊張した学生達に江島太士南日本エリア長から入賞者の発表と一人一人に賞状を手渡しました。 夕方からは食堂に会場を移し、学生との交流会が行われました。JID会員、賛助会員、講演会の瀬戸 昇氏からのアドバイスや意見を聞く事が出来、学生達にとって有意義な時間となった事でしょう。
また今から次回の「学生インテリアデザインコンテスト」が楽しみです。
家具の製作から伝統工芸品の多様性を考える
2024.11.16
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