2016 中日本エリア年次会議及び
[富山 伝統技術と最新芸術の源流]研修会ご報告
中日本エリア 田村 元宏
YKKの展示資料館 見学-1
YKKの展示資料館 見学-2
オーベルジュ八十八(やとはち)
森記念刀剣美術館 見学
世界一美しいスターバックス 見学
八十八(やとはち)にて年次会議
富山ガラス工房「キラリ」見学
中日本エリアでは、毎年各県を移動して年次会議及び研修会を開催しています。
今年は7月9日(土)、10日(日)の2日間、富山県富山市、上市町、黒部市を訪れました。
北陸の重鎮、新國昭先生にアテンドしていただき、隈健吾氏設計の富山ガラス工房「キラリ」を訪問、その後、日本の誇る歴史的伝統技術である刀剣類を所蔵・展示する日本でも最大級の美術館「森記念刀剣美術館」を見学、鎌倉時代から現代にかけて、時代を反映した刀剣のフォルムの変遷とその美と、時代背景と伝統技術の発展との深いつながりに感嘆しました。
その後、世界一美しいスターバックスコーヒーの店舗を見学、参加者たちは夕日に彩られた美しい水辺の公園にたたずむ建物にいつまでも見とれていました。
その後は富山の街中より外れ、上市町の秘境、平家ゆかりの隠れ村にある「オーベルジュ八十八(やとはち)」で年次会議を開催いたしました。宿のそばにある護摩堂には、弘法大師が杖を突き湧き出したとされる不思議な湧き水があり、その湧き水と宿のオーナーシェフが自ら山に分け入り手に入れた新鮮な山菜を丁寧に調理した食事をいただきました。
翌朝、ファスナーで有名な世界的企業YKKの展示資料館を訪問しました。YKKのモノづくりの技術や歴史、創業者吉田忠雄の経営理念や人生について学びました。
その後、新先生のデザインオフィスを見学後、岐路につきました。
富山の伝統と歴史、匠の技とものづくりの原点を発見する旅となりました。