The Japan Interior Architects / Designer's Association
Monthly Report
No.262 Oct, Nov, Dec, 2013
 

東日本大震災チャリティーイベントの後援と参加

福岡地区 12/15(日)・12/23(月,祝)

アイランドシティ・アーバンデザインセンター


今年で第3回を迎える九州産業大学 北欧展実行委員会主催事業へ

これまで後援・共催を致しましたが今回は後援と会員のフリー参加のみとなりました。


12/15(日)は「北欧の美しい暮らしに学ぶ日本の生活デザイン」

島崎 信 氏の現地で学んだすばらしいトークでした。

1940年~1960年代の北欧の生活は貧しく’60年頃は餓死者も多く、また1950年頃では認知症患者はベッドにくくりつけられていた。などの話を聞くと北欧にも大変な時代があったのだなあと心におもりを感じました。

しかし1960年後半から50年間の努力で作り上げた北欧の文化を知って頂きたい。と、始まりました。それは美しい日常品やより良い生活商品を作ろうと懸命に努力したこと。それにはまず「デザイナー」「つくり手」「販売業者」「使い手」という、世の中の仕組みづくりである「社会教育」から始めたこと、それにより世界的にも素晴らしい北欧の生活文化を築き上げることができたという事です。現在、EUができたことで国ごとの良さが無くなってはいるが、家の中に美しいものを残していこうという考えは残っているとのことです。

日本ではデザイナーは増えているが自立できるものは少ないようです。デザインは過去から生まれるもので。根なし草にならないようにしっかりと生活を見つめたデザイン活動が必要だと言われます。北欧のすぐれたデザイナー作品の映像を見ながら、短い時間ですが素材や構造技術のポイントを学ぶことが出来ました。今回はとくに学生には良い勉強になったことと思います。

終了後の懇親会では若い方との交流も出来て、あたたかい福岡の夜のひと時を過ごすことが出来ました。


12/23(月,祝)LIFE「九州発 北欧と私」トークセッション

佐藤栄次会員 「建築と家具」

他に「空間とプロダクト」・「家具とプロダクト」・「アート」など計6名によるトークセッションで、1人ずつのトークから質疑応答ですが時間が75分ととても足りなかった。佐藤栄次氏は熊本で建築設計をしていますが、ハンスウェグナーの家具に魅せられて以来自分の設計したインテリアの家具にはウェグナーなど北欧の素敵なチェアーをセレクトされていました。その一部を映像にて紹介して頂きました。また、自宅の部屋にレイアウトされた数多くの名作チェアーを、お客様への家具選択の場として使われているようです。とてもシンプルで存在感のある建築設計を見せて頂きました。これからも素敵なインテリア設計をご期待しています。

九州発 北欧展2013
南日本エリア エリア長 江島 太士
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特集 - LIVING & DESIGN 2013
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