今回で8回目となる南日本エリア主催「2013学生ファニチャーデザインコンテスト」、南日本エリア共催 「大川家具工業会創立50周年記念特別講演」を岩倉榮利理事を迎えて1月16日(水)〜17日(木)の二日間家具産地大川の新春展会場にて 開催しました。
今年は、2大学9作 22名,2専門学校7作品 7名の参加でしたが、グループによるシーン展示もあり見応えのあるコンテストになりました。
会場は大川家具工業会のご協力により 大川家具新春展会場3階のスペースをお借りしての開催となり新春展の来場者の方に沢山見ていただく事が 出来、学生も 直接家具関係者の声が聞けた事を喜んでおりました。審査と表彰式は最終日午後から賛助会員2名、会員7名、大川家具工業会1名 の10名を審査員とし、審査委員長に賛助会委員 関家具代表取締役の関文彦氏を選定し審査を行い、最優秀賞 1点・優秀賞2点・奨励賞3点・ 特別賞3点を決定いたしました。
最優秀賞、佐賀県立産業技術 木工芸デザイン科 白石直也さんの作品「ジェラフ」は、棚のジョイントに ビスケットを使用し今までに無い発想が評価 され今後の発展性も期待して高い評価がつきました。
優秀賞、九州産業大学工学部の作品「ストリートファニチャー」は、着座姿勢やアイテムのバリエーションを部材と構造を変える事無く形にした点が 評価されました。
優秀賞、九州産業大学デザイン学科 大塚直人さんの作品「ーすることで+する棚のカタチの提案」は、背面のパネルのグリットを利用して棚や仕切を 固定するユニークな構造が評価されました。
今年は取り付け方や構造に関しては面白い試みが見られましたがデザインに関しては、保守的な物が多く、楽しさ若さがあまり感じられなかった様に思いました。
その辺りは、今後に期待したいと思います。
全てのイベント終了後、大川工業会の若手経営者・岩倉榮利理事を迎え懇親会を行い、今後の大川家具について熱く語り大いに盛り上がりました。
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