JIDnews307号(令和7年10月 11月 12月)

(発行日:2026.01.13)

JIDnews は、公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会が発行する機関誌です。

編集

発  行  人:丹羽浩之
担 当 理 事:冨田恵子
編  集  長:八十常充
委  員  長:櫻井良樹
北・東日本エリア:小林秀徳
紗杜有紀子
中日本エリア:中島健視
西日本エリア:魚田 純
南日本エリア:杉 佳亮

JID AWARD 2025 報告

JID AWARD 運営委員会 委員長 池田和修

JID AWARD2025 大賞 「Grove Strolling Corridor」
谷口 幸平 河野 裕太 山口 波大(株式会社and to建築設計事務所)

応募期間:3月10日~6月30日

応募総数:285点 

予備審査を通過した審査対象作品の総数:212点

(内訳、ペース部門145点、プロダクト部門26点 NEXTAGE部門41点) 

これらの作品は、第1次審査により絞り込まれました。

WEB審査および 7月26日に開催された審査会で、2次審査に進む作品70点が決まりました。

(スペース部門145点 中31点、プロダクト部門26点 中13点、NEXTAGE部門41点 中26点)

スペース部門は、2次審査(現地審査)が8月18日〜9月26日の期間に行われました。選考委員が手分けして北海道から九州、全国にわたる31作品の現地審査を行いました。

プロダクト部門の2次審査(現物審査)およびNEXTAGE部門の2次審査は、10月4日にリビングデザインセンターOZONEセミナールームにおいて、同日にJID AWARD 2025 最終審査会が実施されました。

同 審査会には、JID選考委員8名に、ゲスト審査委員として昨年JID AWARD大賞を受賞された株式会社竹中工務店 眞鍋展仁 氏が、そしてJIDの丹羽理事長が加わり、長時間にわたる審議を行い、JID賞各賞が決定いたしました。

NEXTAGE部門から13点、プロダクト部門から7点、スペース部門から14点、合計34点が入賞し、入賞作品の中から3部門それぞれに金賞・銀賞・銅賞が、ネクストエイジ部門には奨励賞が加わり、そして全部門の中からゲスト審査員賞(眞鍋賞)と最も優秀な作品に贈られる大賞が決まりました。

<大賞> 

「Grove Strolling Corridor」谷口 幸平 河野 裕太  山口 波大(株式会社and to建築設計事務所) 

(その他 受賞作品はウェブサイト参照 https://jid-award.com/html/past_awards_2025.html

<表彰式と作品展>

JID AWARD 2025表彰式は、2025年11月29日(土)に リビングデザインセンターOZONEセミナールームにて開催されました。また、受賞作品展は、11月29日(土)から12月1日まで、新宿パークタワー1階ギャラリー3で、入賞作品34点に加え1次審査を通過した作品を入選として、合計70作品を展示しました。今回は、入賞・入選作品70作品を、皆様にご覧いただき、JID AWARD をより多くの方へ周知願うことを目的とし開催しました。

12月2日から9日までは、例年通り、リビングデザインセンターOZONE6階ロードサイドスクエアにて、受賞作品34作品のパネル展を開催しました。その後 受賞作品34作パネル展は、名古屋・福岡・大阪へ巡回展が開催されます。

<JID AWARD 2025総評>(丹羽理事長)

「JID AWARD」の大きな特徴として 「現地審査」「現物審査」があります。
「スペース部門」2次審査通過作品については審査員が全国の「現地」を直接訪れ、施主やデザイナーから設計コンセプトなど 話を聞きながら、その空間を体感するという他のAWARDにはない特別な審査方法を採用しており、本年は例年よりも多い31作品を審査員が日本全国の現地へ伺い、写真や図面では分からない空気感やディテールや作品のストーリーを感じ厳正な審査を行いました。また「プロダクト部門」2次審査通過の13作品は「実物」作品を審査員が触れて使って、審査を行いました。

応募された作品の多くは、関係性をデザインするような「つながりから生まれるデザイン」を多く感じ、社会の分断や価値観の多様化が進む中で、デザインが人と人、地域、自然、そして素材までも再び結び直す役割を果たせるかを問いかけるものでした。異なる領域や素材を越境的につなぎ、新しい関係性を築こうとする意欲的な試みが多く見られ、それらは、単に機能や造形の美を超え、デザインが人の感情や行動、そしてコミュニティのあり方にまで影響を及ぼす力を持つことを改めて感じさせてくれました。

「空間」と「人」、「地域」と「自然」、「伝統」と「未来」。これらの関係が交差し、互いに響き合うことで新たな価値が生まれるインテリアデザインの持つ力。 2025年のJID AWARDは、そうした「つながり」の中から生まれるデザインの可能性を力強く示す結果となりました。新たなインテリアデザインの可能性と重要性を再確認することができたJID AWARD 2025となりました。

次世代を担うデザイン展 2025を開催

「次世代を担うデザイン展」運営委員会 委員長 鳥井貴正

2025年10月16日(木)〜10月25日(土)の10日間「次世代を担うデザイン展」2025の第四回目を開催いたしました。

今年は前回からさらに出展数が増え、9校の大学とそれぞれのコラボレーション企業による出展となり、会場も大きく広げ、従来の「新宿パークタワー1階アトリウム」に加え、隣接する「ギャラリー3」も使用してよりパワーアップしての開催となりました。

出展大学とコラボレーション企業は下記のとおりです。

  • 工学院大学+みはし株式会社
  • 芝浦工業大学+山田工業株式会社、株式会社 NiFT (ニフト)、株式会社スタンダードトレード
  • 女子美術大学+株式会社パルコ
  • 多摩美術大学+株式会社カンディハウス
  • 東京工芸大学+株式会社Foreque
  • 東京造形大学+プラス株式会社
  • 日本大学+株式会社スペース
  • 神奈川大学+株式会社ワーロン
  • 武蔵野大学+リリカラ株式会社、株式会社 興亜通商

各大学共に今年のテーマである【 継 : Tsugu 】を思い思いに解釈し、工夫を凝らしていただいての出展となり、作品審査会では、各審査委員の皆様に「とても見応えのある展示でした」との好評をいただきました。

また、今回の審査会では台湾の建築家であるフィリップ・ファン氏に来日して審査に加わっていただき、国際色のある賞の授与に繋がっています。

会期中、18日(土)、19日(日)には参加大学による「作品プレゼンテーション」が、最終日25日(土)には受賞作品の「表彰式」が行われ、各大学、コラボレーション企業にもご参加いただき、充実した内容で無事閉幕することが出来ました。ご協力いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。

受賞者の皆様

最後に、この展覧会はビエンナーレ開催となっており、次回は2027年秋の開催となります。委員会では企画・運営に携わるメンバーを広く募集しています。「興味がある!参加してみたい!」という方はぜひJID本部までお問い合わせください。皆様のご参加をお待ちしています。

IDM全体会議&IDMシンポジウム「ここから」報告

副理事長 池田和修

さる2025年12月2日(火)に東京三田にある建築会館1階ホールに於いてIDM全体会議&IDMシンポジウム「ここから」開催されました。

我々JIDが参加するIDM(Interior Design Meeting)とは、インテリア領域における各種団体による有志連携体です。緩やかな連携の下に集い、相互理解と信頼を深める中で、「連携」「活動」「発信」「研究」「共有」をキーワードにプロフェッショナルとして社会的役割を果たし、インテリア業界の活性化、発展を国内のみならず海外までを視野にいれ2017年に発足した、団体間を横に繋げる集まりです。

その主な活動に、・展示会「み_る」・交流会「The Night」・シンポジウム「ここから」・研究会:「エシカルなインテリア研究会」「世界の住宅リモデリング研究会」「商空間デザイン研究会」・YouTube「IDM ビューイング」があります。

今回のシンポジウムは、「商空間デザイン研究会」による全3回予定の1回目で、

テーマは『国内外アワード受賞者インタビュー』です。

先ず、IDM共同代表の、飯島直樹 氏とフランク・ラ・リヴィエレ 氏の進行によりIDM全体会議が開催され IDMとは参加27団体の様々なインテリアデザインが関わる領域に携わるデザイナー達を横に繋げる広場である、その趣旨をあらためて確認しました。(参加団体はWEBサイト参照 https://idm-official.org/index.html

左:鮫島氏 右:フランク氏

シンポジウムでは、ファシリテーターに商環境デザイン協会(JCD)理事長 窪田茂 氏を迎え、多くの国内外アワード受賞があり実際に世界で活躍する4名のパネリストにより、日本のデザインは高い技術や美意識、ストーリーを持ち合わせながら、なぜ世界に進出しにくいのか?日本のデザインは世界からどう見られているのか? その背景を探り「ここから」私たちがどう挑戦すべきかが語られました。

世界のインテリアデザインアワード
会場の様子

本当の日本の良さを、より世界に知らしめる必要性、我々が世界の実情を知る必要性などがあげられ、大変興味深いトークとなりました。同テーマの第2回が楽しみです

パネリスト

松本哲哉:KTXarchiLABケンチックスアーキラボ

佐藤 航:WATARU ARCHITECTS

中山佳子:中山佳子設計企画 落合守征:落合守デザインプロジェクト

左から窪田氏 松本氏 佐藤氏 中山氏 落合氏

APSDA台湾総会レポート

国際委員会 理事 酒井浩司

 JIDが加盟しているAPSDA(アジア太平洋スペース デザイナー協会)の年次総会及び理事会を9月18日、19日の2日間台湾で開催されました。

 総会では、プレジデントKeat Ong氏(SIDA元プレジデント)より2023~2025期の活動報告が行われ功績を称えると共に、次期2025~2027年度の新理事へバトンが引き継がれました。

The APSDA 8th General Assembly(総会)-KeatOng氏プレジデント退任式

 続いて行われた新年度(2025~2027期)の第1回理事会で、新プレジデントにJoe Lin氏と新ボードメンバーとして、オーストラリア、香港、インドネシア、韓国、ネパール、ニュージーランド、シンガポール、台湾、ベトナム、フィリピン2名の各国と日本からは、JCD理事武石正宣氏とJID理事酒井浩司の13名を選出。

 新プレジデントJoe Lin氏(CSID(中華民国室内設計協会プレジデント))のもとに新たな体制でアジア太平洋地域のデザイン振興を目指します。

APSDA 理事会-新プレジデントJoe Lin氏就任
APSDA 理事会-新ボードメンバー


 会議後は、CSID主催おデザインアワード「TIDA(Taiwan Interior Design Awards)」の授賞式へ参加。この舞台でTID審査員を兼ねている丹羽理事長が駆けつけてお祝いの言葉を贈られました。

 会場はアワードを祝う歓声に包まれ、丹羽理事長をはじめとするJIDメンバーと各国のデザイナーたちが積極的に交流し、アジア太平洋地域の連帯を深める笑顔の絶えない2日間でした。


また、本総会にて承認された2025-2027年度の新理事会メンバーは以下の通りです。 日本からはJID理事の酒井浩司氏、JCD理事の武石正宣氏の2名がボードメンバーとして選出されました。新プレジデントJoe Lin氏のもと、新たな体制でアジア太平洋地域のデザイン振興を目指します。

【APSDA Board 2025-2027 Members】
President:Ar. Joe Lin (CSID / Taiwan)
Deputy President:Adjunct Professor IDr Joe Chan Wan Hoe (MIID / Malaysia)
Vice President:Ar. Jignesh Modi (IIID / India)
Board Members:
Dr Natalie Wright (DIA / Australia)
Ken Cheung (HKIDA / Hong Kong)
Francis Surjaseputera (HDII / Indonesia)
Prof. Kim Seuk Hoon (KOSID / South Korea)
Shyam Bahadur Shrestha (IDEA Nepal / Nepal)
Cathy Veninga (DINZ / New Zealand)
Fann Zhi Jie (SIDS / Singapore)
Tanya Suvannapong (TIDA / Thailand)
Luu Viet Thang (VNIA / Vietnam)
IDr. Lilia De Jesus (PIID / Philippines)
IDr. John Paolo Castro (PIID / Philippines)
Masanobu Takeishi (JCD / Japan)
Prof. Koji Sakai (JID / Japan)

なお、プレジデントKeat Ong氏の企画により、APSDAのこれまでの活動をまとめた本が完成しました。

以下からご覧いただけます。

Flipbook View: https://bit.ly/Interiordesigninasiapacflipbook

PDF Download: https://bit.ly/InteriorDesignInAsiaPacificbyAPSDA

ベトナム「VMARK 2025」審査員&デザインサミット報告

国際委員会 理事 酒井浩司

フライヤー

10月7日、ベトナム・ホーチミン(JWマリオット・サイゴン)で開催された同国最大級のデザインイベント「VMARK Vietnam Design Week 2025」に丹羽理事長が招聘され、「VMARK DESIGN AWARD」の公式審査員を務めると共にセレモニーでは、受賞者へのトロフィー授与を行いました。

セレモニーでは、現地のデザイナーや建築家、そして各国から集まった審査員たちと交流を深め、JIDを代表して日本のインテリアデザインの視点や重要性を発信しました。 

急速な経済成長とともにデザインへの関心が高まるベトナムにおいて、VMARKは国内外から注目を集める重要なプラットフォームとなっています。

開催セレモニーの様子

 The Value of Designは、デザインの価値:創造性とビジネスの成功の架け橋をメインテーマに開催されました。

 ベトナムで活躍中の建築家丹羽隆氏や各国の専門家が活発な議論が展開されました。

 丹羽理事長は「DESIGN SUMMT 1」に登壇しパネルディスカッションに参加。 各国のクリエーターと意見を交わし、急成長するベトナムのデザインシーンの熱気を肌で感じる機会となりました。

DesignSummite1-フライヤー
DesignSummite1の様子

 JIDは、今後もこの様な国際的なプラットフォームとの連携を通じてデザインの価値を広く発信してまいります。

「VMARK Vietnam Design Week 2025」以下からご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=iJy8zt4UrI0&t=65s

JAPANTEX2025「エシカルなインテリアの実践」セミナー

広報委員会担当理事 冨田 恵子

日本最大級のインテリア国際見本市JAPANTEXが、今年も11月19~21日に東京ビッグサイトで開催されました。第44回である本年度の来場者は8,411人(同時開催展合計39,766人)、出店者数は190社(主催者発表)。会場規模は年々縮小傾向にありますが、インテリアファブリックスを中心に興味深い展示やトークセッションで大いに盛り上がりを見せていました。

2日目の15:40からメインステージにて「エシカルなインテリアの実践2025」と題したセミナーが行われました。これはJIDも参加しているIDM(Interior Design Meeting)という組織の研究部会「エシカルなインテリア研究会」(代表・JID冨田 恵子)が主催するセミナーであり、私と、同じく研究会メンバーでJID正会員の亀田 一幸氏の二人がモデレーターを務め、パネリストにカリモク家具(株)の加藤 信氏、(株)川島織物セルコンの岩永 貴博氏、建材ナビの秋葉 早紀氏の3名をお迎えした、40分間のトークセッションです。先ず始めに私から研究会として考えるエシカルなインテリアについて説明した後、各社のサステイナブルな取り組みについて順にお話しを伺いました。

左から1番目が亀田氏、2番目が冨田。

カリモク家具・加藤副社長は、1940年創業以来「木」という素材へのこだわりや思いを語り、積極的な国産材の活用、特にこれまで強度上欠点の多い未利用材を使用するための技術開発や、デザイナーと協働することによる付加価値の創造など自社の新たな取り組みを発表。また修理・メンテナンスへの取り組みについては、全国19か所の拠点を持ち、車内で修理のできるメンテナンスカーを配置するなど、長く愛着をもって使用できる家具をつくることが環境への配慮につながることだと話されました。

右から3番目、カリモク家具(株)副社長 加藤 信 氏。

川島織物セルコンの岩永部長は、まず展示会場に使用されているタイルカーペットの話から、タイルカーペットのリサイクルに関する業界全体の取り組みを、データを用いて詳しく解説。次に、自社の取り組みである廃床材リサイクル循環システム「e-RESYCLED」の構築と、広域認定の取得により全国的な回収とリサイクルを可能にしたことや、自社の環境負荷低減について具体的な目標を設定し、国際的なイニシアチブより「通常版SBT認定」を取得したことなどを熱く語られました。

右から2番目、(株)川島織物セルコン 営業開発本部市場開拓部 部長 岩永 貴博 氏。

メーカーとデザイナーをつなぐ「建材のプラットフォームメディア」である建材ナビで、広報を担当している秋葉氏は、同社のサイト「Kenzai-Nabi」において、サステイナブルな製品の問い合わせや動向、意識している建築家やデザイナーの紹介など、サイトにおけるエシカル関連部分を中心にお話ししていただきました。メーカーと建築家やデザイナーを「実践的に支える役割」を担い、800社15,000点以上の製品を如何に効率よくマッチングさせるか、情報発信の現場がよくわかる興味深いお話でした。

右から1番目、 建材ナビ 事務局 広報担当 秋葉 早紀 氏。

各社発表を終えてのトークセッションでは、短い時間ながらもそれぞれのエシカルに対する思いを語り合え、業界全体で捉えるべき方向性や、適切な情報発信の重要性を改めて考えさせられました。また、「実践」のタイトル通り、実際にそれぞれの立場からインテリアにおける持続可能性にアプローチしている方々のお話は、メーカーと生活者の間に立つ我々の、果たすべき社会的責務を再認識させるものであったと、セミナーを終えて一か月以上経った今実感しています。

お忙しい中ご登壇いただいた加藤様、岩永様、秋葉様をはじめ、応援?に駆けつけてくださったJID会員の皆様に心より感謝申し上げます。

セミナー動画はこちら↓↓↓

/https://japantex.jp/seminarmove2025-12/

第28回『デザイン職人四方山話』カリモク家具(知多)工場見学とセミナー

中日本エリア 中島健視

第28回の「デザイン職人四方山話」は国内木製家具トップブランドのカリモク家具株式会社工場見学とセミナーです。

12月5日の朝、各エリア会員及び賛助会員企業の皆さん他26名が名古屋駅で集合、愛知県知多郡のカリモク家具株式会社各工場へ貸し切りバスで移動し最初に向かったのは「カリモク家具株式会社総張工場」のモダンな[Kテラス]オフィスで加藤副社長、コントラクトを担う北園さんの御挨拶と会社の概要説明をしていただき工場見学スタートです。

画像:ホームページより
加藤副社長ご挨拶

<カリモク家具株式会社 総張工場>

同敷地内の「カリモク総張工場」に移動して清掃の行き届いた現場で生地・革裁断、縫製、組立て、モールドウレタン製造工程を見学してショールーム兼ねたモダンなオフイス見学後、同じビル内1階にある[Kテラス]食堂にて社員のみなさんに交じっておいしい昼食を頂きました。

<知多カリモク株式会社>

昼食後「知多カリモク株式会社」へ移動します。こちらの工場は木材の保管・加工・乾燥・部材生産などを主として行っています。今後も増設予定の広大な天然乾燥場、可動式板材保管ラック、強制乾燥室、木取り工程から加工、接着、曲木までの工程を担っています。

<東浦カリモク株式会社>

東浦カリモク株式会社へ移動、こちらでは最新のNCルーターなどによる木工加工から始まり木地調整→組付け→塗装→張込み→検査→梱包までの最終工程となります。

<セミナー(トークショー)>

3工場を見学したあと東浦カリモク会議室において、セミナー(トークショー)をJID理事の富田恵子氏の司会で<カリモク皆栄株式会社マーケティングセンター>の瀬戸聡部長にカリモクグループの企画設計/デザイン/マーケティング/コントラクト業務についてのお話しを伺いました。

JID冨田恵子理事とカリモク皆栄株式会社瀬戸聡部長によるセミナー
参加の皆さん

続・日本の意匠「温故知新」物語 /新企画シリーズ(仮)はじまりは京都から

京都から 過去・現在・未来をつなぐ ものづくりの物語を紹介

日本の意匠「温故知新」物語プロジェクト 池田和修

新企画に伴い、京都視察ロケとして 重要文化財「聴竹居」見学会を2025年11月14日(金)に行いました。 見学会は、館長 松隈 章 氏(竹中工務店)の説明により、本屋と非公開の閑室、下閑室を見学し、建築デザイン・インテリアデザイン・建築史・環境工学・建築材料学などに関連する様々な事を詳しく聴くことができ、大変素晴らしい見学会となりました。

現在我々がとなえる、日本の環境にあった持続可能な暮らしを実現する住宅が、約100年も前に考えられていた事に仰天しました。

2017年重要文化財指定「聴竹居」建築家・藤井厚二設計/ 竣工1928年(本屋・閑室)1930年頃(下閑室)

本屋の間取り/WEBサイトより

京都府乙訓郡大山崎町に在る藤井厚二の自邸「聴竹居」は、建築家・藤井厚二が山林約4万㎡を購入し、道路、上下水道、電気等のインフラを整備し、第3回住宅、第4回住宅他様々な施設を造った谷田地区住宅地に第5回住宅として造った、唯一現存している建物です。「聴竹居」は、家族と暮らしたメインの建物である「本屋」、藤井の和敬清寂を愉しむ私的な空間である「閑室」、お客様を迎い入れた「茶室(下閑室)」の3つの建物から構成されています。

日本には、もともと四季ある気候風土に寄り添うように呼応し自然の材料で建ててきた木造建築の長い歴史があります。しかし、江戸から明治に移り開国した日本で近代化が始まると、それは西欧化と同時に進められ、昭和初期まで日本の気候風土や日本人の感性やライフスタイルとは無関係に直輸入の洋館や和洋折衷の住宅が次々と建てられていきました。

藤井は、そうした時代にあって、日本の住まいで伝統的に取り入れられてきた気候風土に合わせる建築的方法を科学的な観点から見直し、日本の気候風土と日本人の感性に適合し、欧米の椅子式のライフスタイルや家事労働を軽減する家電を備えた「日本の住宅」を追求、「環境共生住宅の原点」とも言われる最先端のモデル住宅を「聴竹居」で実現しました。

「聴竹居」は、2017年7月に松野文部科学大臣(当時)により、土地・建物(3棟)共に「重要文化財 聴竹居 旧藤井厚二自邸」として指定されました。注目すべきは、建築家が自邸として建てた「昭和の住宅」として初めての国の重要文化財となったことです。

重文指定にあたって特筆すべき点として、「京都帝国大学教授であった藤井厚二が、日本の気候風土や起居様式に適合した理想的な住宅を追求して完成させた自邸である。機能主義の理念と数寄屋技法の融合、室内環境改善のための設備整備などの創意が実践されている。工学的理念に基づいたモダニズム住宅の先駆的存在として住宅史上、建築学上重要である」と記載されています。

建築家・藤井厚二

1888年、広島県福山市に素封家の次男として生まれる
(1887年生まれの世界的な建築家のル・コルビジェとはひとつ違い)
1913年、東京帝国大学工学科建築学科を卒業 
 当時神戸にあった建設会社の竹中工務店に初の東京帝国大学卒として入社
1899年 大阪朝日新聞社など主にオフィスビルの設計を手掛け設計組織の基礎をつくる
 わずか6年足らずの在籍ののち退社
1919年 私費でアメリカ、イギリス、フランス、ベルギー、イタリア、スイスを巡る 
 当時の日本で近代化が遅れていた「住宅」とその「設備」を中心に視察して帰国する
1920年 創設された京都帝国大学建築学科に招かれて教鞭をとる
1923年 関東大震災の惨状を3週間後に視察
1928年 代表的な著書『日本の住宅』を発行

「我々は我国固有の環境に調和し、其の生活に適応すべき真の日本文化住宅を創成せねばなりません」と本書執筆の意義を緒言に記している

1938年没。享年49 「聴竹居」に住んでわずか10年の短い生涯であった

以上「聴竹居」について/WEBサイトより一部引用 https://chochikukyo.com

聴竹居」見学会の後 泉涌寺まで足を延ばし、本堂で開催されている展覧会「センソリウム」も見学し、充実した1日となりました。

展覧会「センソリウム」:従来の工芸と美術の境界を超えた形で、新しい造形表現に挑む16人の作家による作品を紹介する展覧会である。会場の泉涌寺は、京都府京都市東山区にある真言宗泉涌寺の総本山で、皇室との関わりが深く「御寺(みてら)とも呼ばれる寺院である。

企業とデザイナーによる大交流忘年会

中日本エリア長 舟橋伸治

年末恒例の交流イベントとして、「企業とデザイナーの大交流忘年会」が2025年12月13日に開催されました。
今回の会場は、舟橋が自ら手入れを行っている「美食の杜ANOU」です。緑に囲まれた開放的なガーデン空間の中、終始穏やかで心地よい雰囲気のもと、交流のひとときが繰り広げられました。

当日は、企業関係者、JIDメンバー、デザイナーを含む計18名が参加し、企業とクリエイターが調和よく集う、バランスの取れた会となりました。
冒頭では協賛企業による企業紹介が行われ、各社の事業内容や今後の展望について共有された後、乾杯をもって交流会が正式にスタートしました。

当日の食事は、素朴でありながらも丁寧に作られた料理の数々は、スタッフの細やかな心配りと温かなおもてなしの気持ちが感じられ、会場全体に和やかな雰囲気をもたらし、参加者同士の会話をより親しみやすく、打ち解けたものにしていました。

終盤には、舟橋による案内でANOUの森を見学する時間が設けることができました。30年以上、完全無農薬で丁寧に管理してきた畑や庭についての説明を通じて、参加者は美食の杜AMOUの設計思想や舟橋の自然と向き合う姿勢、そして仕事に対する情熱をより深く感じ取っていただくことができ、大変有意義な時間を設けることができました。感謝です。

本イベントは、一年を振り返る貴重な機会であると同時に、今後の新たな協働やつながりへと発展する礎となる時間となりました。
来年も、企業とデザイナーの連携をさらに深め、より実りある交流が広がっていくことを期待しております。

大人のデザインワークショップ/インテリデザイナーと一緒に「私のインテリアスタイル」を見つけよう 

西日本エリア ACTIVE 委員長 金沢ちかこ 

 2012 年から大阪市立住まいの情報センター様とのタイアップ事業として主に夏休み期間中にキッズデザインワークショップを行い、参加者も多く好評に推移してきました。

 大人向けのワークショップの要望もあり、この度初めて大人向けのインテリアデザ インワークショップを行いましたのでご報告いたします。

・日 時:2025 年 1 月 11日(土) 14:00~16:00

・会 場:大阪市住まいの情報センター3階 ホール
・参加者:16 名

・参加費:500円

 今回のワークショップの趣旨は、インテリアを楽しんで頂く事でいろいろな商材に触れて好きなテイスト、素材、パターンなどを知って頂く、感じてもらう事でインテリアに興味を持ちインテリアを通じて豊かな暮らしに繋がれば幸いとの思いです。

 アンケートの中でもインテリアで悩まれていた方やインテリアが好きな方が参加されていたために、きっかけの一歩を感じました。

 参加者の皆さんにはご自身のインテリアスタイルをしっかり掴んで帰って頂きました。

 制作手順は、予め賛助会員企業のご協力や私達会員の仕事関係先より集めた壁紙、カーテン地、椅子の張り地、タイルのサンプルなどを準備致しました。

 これらの素材の中から自分の好きなものをセレクトして、ボード上に切ったり寸法を合わせてレイアウトをしながらインテリアスタイルのボードを制作していただきました。

 最初はみなさんが集めるより先に見たことのないサンプルに魅せられていましたが、それぞれ個性に合った好きな素材、パーツを集めて制作されました。

途中に会員からインテリアスタイルとカラーのプチレクチャーセミナーを行い、その内容からご自身のインテリアスタイルボードを手直しするなどしながら進められました。

 完成後のボードは、皆さんそれぞれ個性的で壁紙やカーテン生地、タイルのサンプルから自分の思うイメージに手を加えて「私のインテリアスタイル」に仕上げられました。

参加者さんには今までとは違う視点で、よりインテリア楽しんでいただけた事と思います。

インテリアがもっと多くの人に身近に感じてもらえれば豊かな暮らしにつながると実感いたしました。


マレーシア、インテリア視察

― プラナカン文化のマラッカと、美しいクアラルンプール、モスク建築 ―

西日本エリア理事 安藤眞代

先日、クアラルンプール視察で、文化が混ざり合う多民族国家のマレーシアの様々なユニークなインテリアを見てまいりましたので、皆様にご紹介いたします。

首都のクアラルンプールからバスで2時間ほど、日帰りでマラッカにも足を伸ばしました。マラッカは15世紀にマレー王国として栄え、その後ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地支配を受けました。その過程で独自の東西文化が融合した優美なスタイル「プラナカン文化」が生まれ、街は2008年に世界遺産に登録されています。

メインの広場には、キリスト教会やスタダイス(旧オランダ総督邸)などが特徴的なサーモンピンク(赤褐色)のレンガ造りの建物があり(写真①)、オランダ植民地時代のものです。

写真①:マラッカのキリスト教会やスタダイスの、サーモンピンクのレンガ造りの建物
 

街中にあるプラナカン屋敷は、ショップハウス (植民地時代の長屋式の歴史的建造物)が代表的です(写真②)。もともと中国南部から広がった、店舗と住居としての機能を兼ね備えた建築様式です。長い植民地時代、間口の幅で税金が決まったことから、間口は狭く、奥行きが驚くほど長い構造が特徴的です。

写真②:マラッカのショップハウスが集まる通り
写真③:ヨーロッパのネオ・ゴシック様式やバロック様式の窓枠、中華風の彫刻やレリーフが混在する、プラナカン屋敷
写真④:美しいプラナカン・タイル

ショップハウスには、ヨーロッパのネオ・ゴシック様式やバロック様式の窓枠、中華風の彫刻やレリーフが混在しています(写真③)。窓の下やファサード(建物の正面)や床に、ヨーロッパや日本から輸入された鮮やかなパステルカラーのタイル(*マジョリカタイル)が装飾として施され、現地ではプラナカン・タイルとして外観装飾に多く見られました(写真④)。プラナカン文化は、その華やかでカラフルなデザインや、レトロで優美な雰囲気でインスタ映えがするので、特に若い女性の間で人気が高まっています。

*マジョリカタイル:花や鳥などの鮮やかな色彩と、表面に施された凹凸のあるレリーフ(浮き彫り)です。当時の高級品として、アジア各地の建物(特にプラナカン建築など)を華やかに彩りました。

鮮やかでポップな色彩が使われており、SNS映えするフォトスポットとして人気のマラッカのウォールアート

マレーシアの独立宣言(1957年)が行われた、首都クアラルンプールのムルデカ広場に建つ、インド・サラセン・リバイバル様式(ムガール様式)の「国立繊維博物館」(写真⑤)は、1905年に旧鉄道事務局として建てられました。赤レンガと白い石材の対比が鮮やかで、イスラム建築の要素であるタマネギ型ドームや馬蹄形アーチを特徴としています。

写真⑤:インド・サラセン・リバイバル様式(ムガール様式)の国立繊維博物館
写真⑥:クアラルンプールで最古のマスジッド・ジャメとその美しい内部の回廊

クアラルンプールのモスク建築は、マレーシアの歴史的な変遷と独立後の国家的なアイデンティティを反映し、伝統的なイスラム要素と植民地様式、そしてモダンなデザインが融合しているのが大きな特徴です。特に主要なモスクは、異なる建築様式を表現しています。

クアラルンプールで最古(1909年築)のモスクの「マスジッド・ジャメ」は(写真⑥)、ムガール様式(インドのイスラム王朝建築)とムーア様式の融合された建築様式です。白亜のタマネギ型ドームと尖塔、そして美しいアーチの回廊が特徴的です。

写真⑦:マレーシアの独立を象徴する、16角(または18角)の星形の屋根が特徴的なモダンイスラム建築
写真⑧:マスジッド・ネガラの豪華なモザイクタイル

国立モスクの「マスジッド・ネガラ」1965年に完成したモダン・イスラム建築の代表例です。伝統的なドームの代わりに、マレーシアの独立を象徴する16角(または18角)の星形の屋根が特徴的(写真⑦)です。73mのミナレット(尖塔)は折り畳まれた傘を、メインルーフは開いた傘をモチーフとしており、当時の国家の大胆な近代化への志向を表現しています。

内部には、日本でも大人気の**モロッカン柄や、植物をモチーフにしたアラベスク柄が多用されており、豪華で洗練された装飾が特徴です。

**モロッカン柄:モロッコの伝統的な幾何学模様から生まれたデザインで、イスラム文化とヨーロッパ文化が融合したエキゾチックで彩り豊かな雰囲気が特徴です。主にモザイクタイル装飾の植物や直線、円などを組み合わせた模様が多く見られます。

イスラム教美術館展示の美しく豪華な展示

このように、多民族国家のマレーシアの建築とインテリアは、マレー系のルーツを基礎に置きながらも、中華系、インド系、そして植民地の歴史から、西洋の要素を柔軟に取り入れ、融合させることで、独自の「マレーシアらしい」多様な美を生み出していました。


Heritage(伝統)とEclectic(折衷的な)そして自然とのつながり

北・東日本エリア 紗杜有紀子

10月のロンドンはインテリアとアートの最新コレクション、トレンド情報が優れたブランドや製品と共に集まり、新しいヒントが得られので、目が離せません。
 一方、歴史的な伝統、建物等を大切にしながら、個性を大胆に反映させ自由な発想が様々なスタイルを生み出すという2面を持ちます。
 そんな多様性をもつロンドンを視察しましたので、楽しさと共にご紹介します。

Design Centre Chelsea Harbourは135以上のショールームを擁する世界的に有名なインテリアデザインの拠点で、イベントでは何百ものブランドが集結し、影響力のあるインテリアデザイナー、建築家が集まります。

Decolex ではデザインブランド、高級ブランド、振興ブランド迄、業界のイノベーターから直接話を聞くことができます。

COLOUR:2025年は自然界の大地の色を基準にセージグリーン、淡いブルー、アーシーな自然の素材のカラーが人気。また、イギリスでは塗料が欠かせず、新色のカラーはトレンドを踏まえながら英国の落ち着いた照明環境にもマッチするようなペイントになっています。また、モカ(チョコレートブラウン)、オキシブラッドも人気で、カラフルなCOLOURも別途健在。

TEXTILE:カーテン他、自然に根ざしたサステナブルな天然素材、リネンの手ざわり等の高級感をde le Cuonaが提案していることもあり、アクセサリーまで自然素材の仕様が増加。

WOOD:家具にはブラックウッド、ブラウンウォールナット等、深みのあるブラウン系が増加。ナチュラルオークは白木調、アッシュに移行しつつあります。

wallpaper歴史から現代へ
Arte
の大胆なインテリアから、天然素材で作られた立体感のある壁紙、のどかな風景から現代のアールデコのモチーフまで、それぞれのデザインは精巧な刺繍や洗練されたプリントで表現されています。また「リバティ」や「ウィリアム・モリス」に代表されるように、伝統的なアーカイブはクッションやカーテンにするだけでなく、現代的な壁紙に再解釈され、現代に生きています。

STONE:Forest Greenのようなグリーン系、Rosso Levantのような赤系で、大胆なベインが人気。

FURNITURE(SOFA)
ソファやチェアはただ丸みを帯びているだけでなく、守られているように深く丸みを帯び、弧を描くようなソファが多くみられます。
また、ソファの脚が見えないように、エレガントに隠すことが主流になりつつあります。

MATERIAL:照明や内装に使用するシルバーやゴールドにブラックのアクセントをつけDecolexのVIPルームにも多用されているようにアートのような室礼がされていました。

LIGHT
個性ある造りの照明メーカーと、歴史とモダンが両立しているメーカーがあり、またシャンデリアも個性あるラグジュアリー感を醸しだしていました。

V&A Interiors:Rhododendronという壁紙はシャクナゲ模様で、3色あるうちのマゼンタの色になっています。アーカイブの花柄を現代風にアレンジし、時代を超えて愛される現代的なカラーに再解釈されています。

Omiisay KK:和歌山県による海外発信プロジェクト「Window to Wakayama」で出展者約300社の内わずか10社の注目出展者に選ばれました。多くの他国で賑わっていました。

Porta Romana:彫刻やアートのような照明で部屋を飾れる、という事を強く打ち出し点灯していないときでも彫刻のような存在感を持っています。

Ralph Lauren Home:ラグジュアリーなライフスタイル、ホームコレクションを先駆的に提案をしています。コーヒーブラウン色も多い。

Lelièvre Paris :美と卓越性へのこだわりが、ファブリック、壁紙、オーダーメイドラグ、そして家具の創作へと発展し、2025年は更に包み込むような丸いソファになっています。

市内の注目ブランド
William Yeoward:今シーズンは「季節のスタイル、時代を超えたクラフト」という伝統的な職人技を駆使し、デザインの細部まで注意を払っています。ミッドセンチュリーのビュ ッフェスタイルを現代的に解釈したヒューレットやインディゴ色の豪華なミッドムーア チェスト、テラコッタ色の壁紙を駆使した部屋も魅力的です。 

SOHO HOME:Caleb L字型モジュラーソファは、コットンベルベットで、ブロンドのバール材で仕上げられています。チューブ状の溝付き背もたれと固定式のシートクッションは、ブロンドのバール材で美しく仕上げられていて人気。

アームチェアは、フリンジやプリーツスカートがアクセントになり、ソファの脚が見えないよう、英国のクラシックなデザインのチェアが見られます。フレームにはコントラストのあるパイピングがあるタイプがおすすめ。 

TOM FAILKNER:高級金属製の家具に卓越し、オーダーメードに応えます。工房でチームメンバーがこだわり手作りし、インテリアに合わせ、修正も加えながら仕上げていきます。

Roche Bobois:お客様のお好みに合わせてカスタマイズできるようデザインされています。ブルーのカクテルテーブルの有機的な形状は木の幹を思わせ、鋳造アルミニウム製で、周囲の光と色彩を無限に反射します

Nina Cambell:優れたデザインで知られるNinaCambelは、現代的にも伝統的にもマッチし、ラグジュアリーにもできる素敵な提案ができます

Newson’s Yard:建築家John Newsonによって、歴史的建造物の改修がされ、クラシックからコンテンポラリー、エレガントからエキセントリックまで、洗練されたPimlico Roadでは欠かせない存在感になっています。工事をすることにより、Nina CambellのショールームはNewson’ Yard側からも入れるようになっています。

The PimlicoRoad Design Distric 
今まで紹介してきたブランドのショールームは、数多く ピムリコロードにあります。他にもいろいろな道がありますので、探し当てていただくと、ロンドンのエクレクティックな楽しさを知っていただけると思います。

インテリアに欠かせないアート

PAD LONDON:2025年10月14日から19日まで、PADロンドン開催によりメイフェアはアートとデザインの宝庫となり、希少な歴史的作品から大胆な現代美術まで、コレクター、アートに興味を持つ方が作品と対話する絶好の機会となりました。インテリアは見るものから触れるものへ!工芸品というより彫刻的な作品を取り入れたら、それだけで家が華やかになります。

Phillips:Modern & Comtemporary Art(近代美術と現代美術)を見ました。 作品が満載で、楽しい、楽しい!実物の写真は載せられないので、みつけた超有名作家を載せます。順不同
 [キース へリング、アンディ ウォーホル、奈良 美智、村上 隆)、BANKSY(バンクシーを始めてテレビで「赤い風船に手を伸ばす少女」を見たのはかなり前…)、ROBERT INDIANA(西新宿にある赤い「LOVE」の小さい45㎝角位のをみつけました!外は水色で内側はグリーン!)]
展示会やオークションを時々やっているようなので、機会があったら是非行ってみてください。

Sotheby’s:ご存じの通り、70以上の専門部門で、最高の美術品、ラグジュアリー品、ワインから不動産等、あらゆる取扱いがあり、オークションと個人売買があるので、開催されている時と、閉まっている時があります。幸い一般公開されており、中に入ることができ、オークション前の作品をたくさん見ることができました。

Serpentine Gallrries:ハイドパークの中にあるコンテンポラリーな美術館で、サウスとノースがあります。Zaha Hadid改築のレストランで朝食を取りました。中も不思議な建物でした。サーペンタイン・ギャラリーは、ケンジントンガーデンに建築家による仮設パビリオンを、異なった建築家が毎年造ります。今年のテーマは「タイムカプセル」バングラディッシュの建築家「マリーナ・タバサム」によります。

East London が今やおしゃれなトレンドの発信地

Shoreditch:グラフィティであふれBrick Laneでは古着が人気。「セレンディピティ」偶然の発見や幸福が今年のテーマに。
残念ながら、BANKSYはみつかりませんでした。

Spitalfields Market はいろいろ買い物ができます。アンティークもあり、デザイナーの卵の絵画や不思議な?置物等…もしかしたら将来値があがる?

NAKAGAWA:Shoreditchを歩いていたら偶然「中川政七商店」のPOPUP STOREをみつけました。楚々として清々しい店舗で、他店とは違います。応援の気持ちを込めて、ロンドン限定の「花ふきん」を買いました。

まだまだ、ホテルや博物館、たくさんの建物があり、行きたい所がたくさんあります。歴史に敬意を払いながら、ルールに縛られず、好きなものを自由に楽しむロンドンが素敵だと思います。

*失敗談…実は、Focusは当初9月15日~19日迄でしたが、The Longer View で10月16日まで延長されました。 Design Centre, Chelsea Harbour内で行われるので楽しみにしていましたが、日にちを間違え、17日に行ってしまい見ることができませんでした!来年はどうなるか…気を付けてください。

2026.01.13

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