編集
担当理事:小林秀徳
編 集 長:八十常充
北・東日本エリア:櫻井良樹
中日本エリア:中島健視
西日本エリア:魚田 純
南日本エリア:小野和徳
目次
IDM × NIPPONプレミアムデザイン 開催報告
北・東日本エリア 池田和修
JIDが所属するインテリア関連団体の有志連携体IDM は、
JAPAN SHOP 2022 特別展示「NIPPON プレミアムデザイン」において、出展協力をいたしました。
IDMブースでは、日本各地に連綿と続くものづくりの技(24社の技)と、IDMに集まるデザイナーとの交信で育まれたデザインの成果を、白いギャラリーの様なコモンスペースで展示し、伝統的なものから最近の技術までインテリア空間における様々な「可能性」を皆様に感じとっていただきました。
出展商品・技術をあらためて「みて」、そこに感じる用途と機能 そこに秘められた意味、そして背景
じっと、長く「みて」、それぞれの新しい、さらなる「可能性」が見いだされる素晴らしい展示となりました。
IDMとは
IDMとは、Interior Design Meeting の略称です。
有志連携体・IDMは、インテリア領域に関わる主要な職能団体を主体に、関連協力団体が、緩やかな連携の下に集い、相互理解と信頼を深める中で、インテリアの重要性を共有し、それを社会に発信し、プロフェッショナルとして社会的役割を果たし、併せてインテリア界の活性化・発展を目指す組織体です。
我々JIDを含め現在23のインテリア関連団体がこの活動に協力しています。 https://idm-official.org/index.html
写真撮影:竹村尚久/スーパーペンギン
WIWプレイベントデザインカンファレンス・トーク
「インテリア業界の今!インテリアのDX、New Normalが加速する?」
西日本エリア 魚田 純
西日本エリアでは、3月12日(土)15:00~17:30まで、主催:JID、ODC(大阪デザインセンター)、Design Conference調査研究委員会により、WIWプレイベントとして、デザインカンファレンス・トークをテーマ:「インテリア業界の今!インテリアのDX、New Normalが加速する?」として、リアル&オンラインで行い71名が参加し高い関心が寄せられました。詳しくはインテリア産業協会様の調査・研究のページに掲載されています報告書をご覧下さい。
〇Session1:15:00~15:45
テーマ:「これからの素敵な暮らしの実現に向けた意識調査・研究」
・報告1 アンケート結果:酒井浩司(JID理事、九州女子大学教授)
・報告2 インタビュー編:安藤眞代(JID理事、studio Ma代表)、井ノ阪智恵(JID西日本エリア長、デザインオフィスeclat代表)
・報告3 文献、WEB調査編:酒井浩司(JID理事)、秋山修二(JID監事、ICSカレッジオブアーツ非常勤講師)
ナビゲーター:魚田 純(カラー・イメージコンサルティング Crea+plus,代表)
テーマ:「インテリアのDX、そしてNew Normalが加速する?」
〇Session2:15:45~17:30
Talk1:15:50~16:20
・石原千春(CREATORE with PLUS福岡Chief Manager)
テーマ:「これからを繋ぐ!新しいタイプのショールームCREATORE」
クレアトーレ福岡はデザインショールームの新形態、新業態としての未來思考はまさにDXを目指すもの。
Talk2:16:20~16:50
・田辺和子(メガソフト株式会社/広報室)
テーマ:「VRの活用から広がるインテリアビジネス」
メガソフト株式会社の3D、VR、AR、MRメタバースなどを使い建築、インテリアデザインのプレゼンテーション技術は、日々革新する。
Talk3:16:50~17:20
・内海美保(一般財団法人 大阪デザインセンター/常務理事)
テーマ:「デザインで繋ぐ、これからのコミュニティとストラテジー」
大阪デザインセンターの活動、事業のデザイナー支援は、終わることのない命題である。
ナビゲーター:小宮容一(JID監事、芦屋大学名誉教授)
学生インテリアデザインコンテスト
福岡近県の大学、専門学校の学生を対象にした「学生インテリアデザインコンテスト」を令和4年2月17日~20日の4日間に福岡市東区にある「なみきスクエア」で開催いたしました。
今回で17回目を数えるこのコンテストはインテリアデザインを志す学生にとって、自分のデザインした作品を多くの方に見て頂ける有意義な機会となっており、今年は家具や照明など32点の作品のエントリーがありました。
南日本エリア 荒川政勝
開催初日の2月17日に審査を行いました。昨年と同様に、三密を避け安全にコンテストを開催する為、展示された作品と作品を紹介したパネルのみで審査を行いました。
審査の結果、九州産業大学 浅野美咲さんの「KIZUKU CHAIR」が最優秀賞と展示作品をご覧いただいた一般の方々の投票によって選ばれる、なみきスクエア賞(市民賞)の二つを受賞しました。
優秀賞には、九州産業大学 永瀬千陽さんの「まるちゃー」と九州大学 木下快さんの「Paper Lamp」の二作品が選ばれました。
開催期間中には「JID AWARD 2021」受賞作品のパネル展示やJID AWARD2021インテリアスペース部門で受賞された、YARD田中 悠希さん、YARD夏本 亮祐さんによる受賞作品「TAKENISHI TERRACE-マチのスキマから考えてみるー」をテーマにした特別公演が開催されました。当日、会場での参加が出来ない学生の皆さんにも、聞いていただけるようにリモートでの開催となりました。
その他にも、木育スポーツや木の工作体験などのワークショップも行い、充実したイベントとなりました。
2022.04.19