約1か月前の4月27日にオープンの筑後広域公園芸術文化交流施設で、本館の教室工房を借りて行いました。又ここは全国でも珍しく、同公園内に九州新幹線「筑後船小屋駅」があり、交通の便もとても良く近くを流れる矢部川、広々と素晴らしい環境でした。
まず役員会から始まって2:00~4:30まで全体会議、その後の館内の説明と案内を聞き無事終了。南日本エリアは少数会員で地理的には広く事業参加には問題も多いのですが、この頃少し遠方からも来られて嬉しく思っています。これからの「暮らしデザイン」の提案や講演活動など南日本の方に少し目を向けておいて下さい。三歩進んで二歩下がる。で一歩ずつは進んでいるつもりですのでよろしくお願い致します。
九州芸文館についてすこし触れてみます。テーマは地域と共に歩む芸術文化交流施設と言うことで歴史や自然を通じて地域から始まり、広くはアジア・世界へと広域的な交流を図ることとしていました。建物の設計は建築都市設計の隈研吾氏で、広い公園の敷地中央に奇抜な屋根が折り重なった感じ、周囲には2箇所の別館がありワークショップ・作品展示・陶芸教室などで全館11室プラス1つのエントランス 計12 約1.548平方メートルの交流スペースが設けられていました。床や柱などからテーブル・椅子・収納庫・棚には地元産木材の杉を圧密などの特殊加工を施し多く使用されていました。シンプルでやさしくデザインされた部屋、自然木のほのかな香りの中での4時間は会場費2,360円ともに快適でした。その他絵画や彫刻など地域の美術品の展示もあり、近くに来られたらぜひ一度立ち寄られても良いところです。
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