The Japan Interior Architects / Designer's Association
Monthly Report
No.263 Jan, Feb, Mar, 2014
 

会場ポスター

 
 昨年に引き続き大川の「新春展」の開催日、平成26年1月15日(木)~1月16日(金)の2日間、大川工業会50周年の企画展として、JID南日本エリア主催、大川工業会共催の第9回「2014学生インテリアデザインコンテスト」が開催されました。

また「素敵な暮らしが日本を変える」というテーマで、JID喜多俊之理事長の特別講演会を、大川産業会館で同時に開催しました。


今年より「インテリアデザインコンテスト」とタイトルを変え、昨年度まで家具に限定していたコンテストから、多くの学生に参加できるようにインテリア雑貨から家具全般、住宅やショップなども含んだコンテストに枠を広げています。作品は32点(学生33名内共同製作5点)が集まりました。

最優秀賞、田中瑞希さんの作品「杉材を活かした和風家具」は、大川のインテリア産業振興センターの杉材の利用のプロジェクトのモデル化事業として杉の合板を提供されて材料(杉の合板)を活かす為のデザイン作品です。



最優秀賞「杉材を活かした和風家具」
九州産業大学工学部 住居・インテリア設計学科 田中 瑞希


優秀賞の山口佐由理さんの「つながる椅子」は三角形の板を紐で繋いだハンモックのような安楽椅子です。人の重みで優しい曲線を生み出しています。もう一つの鶴竣太君、高山顕示君の共同作品「家具の駅 大川」はインテリアコンテストにして、始めてのインテリアデザインの道の駅の設計です。ファイルには7枚のプレゼンテーションが提出されており、1/100の大きな模型などその取り組みが評価されました。



優秀賞「つながる椅子」 山口 佐由理


優秀賞「家具の駅 大川」鶴 竣太


 奨励賞には佐賀県立産業技術学院デザイン科の白石直也君の「seki」、九州産業大学芸術学部の岡本裕一郎君の「紙管椅子」、荒牧裕衣子さんの「畳ベッドのデザイン」三つの作品が選ばれました。



奨励賞「seki」白石 直也  「紙管椅子」岡本 裕一郎    「畳ベッドのデザイン」荒牧 裕衣子

 特別賞として佐賀県立産業技術学院デザイン科の近藤周平君の「book」、九州産業大学芸術学部の「No Mirror」の2作品が選ばれ、関家具より関家具賞として佐賀県立産業技術学院デザイン科の藤田郷之君の大川の建具の組子の技術を生かした作品「組子の座卓」が関社長より提案され了承されました。



特別賞「book」近藤 周平   「No Mirror」        関家具賞「組子の座卓」藤原 郷之


その後、表彰式、JID喜多俊之理事長の特別講演会 テーマ「素敵な暮らしが日本を変える」が開催されました。会場一杯の参加者、予備席まで使っての大盛況でした。
 
第9回 学生インテリアデザインコンテスト開催!
南日本エリア 飯田 一博
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