峰尾事務局長より「正会員数251名、当日の本人出席者35名、委任状提出数127名、合計162名で、定款第17条による定足数は125.5名、よって本会は成立した旨」成立宣言がなされました。
喜多理事長より総括として、24年度は当協会が公益社団法人を目指すことが重要事項と考え準備作業が進められ、商業空間・オフィス空間・住空間に関する当協会員の活動が活発な年で、特に会員増に向けて更なる努力で、力のある会へと復元への機会となる大切な年であった事、25年度は、公益社団法人となった新しい出発の年となる当協会がこれからの社会に果たす役割は、私たち会員それぞれに、次なる夢や希望を与える機会になるものと期待している、と述べられました。また、IFIのボードミーティングが7月日本での開催が決まり、神戸・名古屋・東京に於いてフォーラムなどJID主催の関連の行事が多々開催され、世界的にも評価される日本における空間意識が、ここで改めて世界に発信する機会に恵まれた、とも述べられました。IFI関連行事は、公益社団法人となった当協会にとって非常に意味のある事であると思います。
各議案については、新組織についての質疑がありましたが、今後検討を行い修正する旨が回答され、議長(喜多理事長)は総会に承認を諮り、全員賛成にて議案は承認され、総会は滞り無く終了しました。
総会終了後同じ会場で18:30より記念セミナー&交流会が開催されました。
公益認定後第1回目の記念すべき総会ということで、重要文化財である「自由学園明日館」をお借りした例年にないイベント。大教室「タリアセン」を使用しての理事会、遠藤新設計の講堂では総会と記念セミナーを開催、そしていよいよライト建築の特徴が随所に表現された食堂・ホールに移動し交流会の始まりです。
交流会の開会に先立ち、司会進行役の池田理事から記念セミナー講師・井上祐一氏の紹介があり、続く喜多理事長挨拶の後、公益社団法人日本クラフトデザイン協会の岡本昌子理事長より乾杯のご発声を頂き、会は賑々しくスタートしました。
70名を超える出席者の中には、過去に明日館を「見学」で訪れたという方も多くいらっしゃいましたが、半日とはいえ歴史ある空間の中で過ごした時間と美味しい食事に、皆特別な思いを感じられていた様です。生徒用の食堂家具に並んだご馳走と飲み物を片手に、見学会から参加された一般の方を交えた会員同士の交流も活発に行われました。
盛会に進行した交流会は石川副理事長の挨拶を以て20:30にお開きとなりました。共に文化財を身近に感じながら明日館の空間を満喫した一日。JIDの本年度スタートとして相応しい、記憶に残る交流会でした。
総会レポート:総務・組織担当理事 池田和修
交流会レポート:総務・組織委員会 冨田恵子
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