この施設は入所と通所の機能を備え、高齢者が自立した日常生活を送れるように、また在宅復帰が早くできるように支援する役割を担う。伊藤喜三郎建築研究所設計による新設の施設で、モデルルームを設けて、設計と看護、介護がうまくかみ合うように検討されたという。このような実際の空間を皆で体験し、具体的な研究を重ねる事で、この分野の中にJIDにふさわしい役割を見付けたいものである。
2つ目はグランキューブ大阪の「LIVING & DESIGN2012」に連動するシンポジュウム。10月24日に中日本・西日本エリアと共同で開催する。
Good Over 50’s のびやかな暮らしの方法・セミナーシリーズとして3年目を迎える今回は、岐阜県土岐市で在宅医療に取り組む認知症の専門医、長谷川嘉哉氏のDoctor’s Talk。題して「豊かなLIVINGはLIFEをしっかり見つめることから」。後半には副理事長小野由記子さんとの対談が組まれインテリアデザインへとつなぐ。
尚、この対談でお二人に座って頂くのは、当プロジェクトが(株)アイデックと共同開発した高齢者用のイスで、そのお披露目を兼ねる。乞うご期待!
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